2008.11.08 IAU 100キロ、ワールドカップ 2008 イタリア、タルクィーニア 選手 レポート 成績

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IAU 100キロワールドカップ 2008 イタリア 大会当日 11月8日


WGH Pro

朝10時開始の予定を少し早く選手の皆さんは、スタート!
その約1時間後、スタート地点のトゥスカニーアから約40キロ離れた周回コースに設置されたAIDスタンドでは 着々と選手を迎える準備作業が進められていました。が!!となりのトトロに出てきそうな田舎道、 まだ車の規制が始まっていないのか、人と車で大混雑。。。
道を開けろ~!って言う警備の声が響く続く。。。


選手到着予定を30分きったところで協会運営のトラックが到着!
おそっ!!!
イタリア人らしく1キロ向こうまでトップが来てるんだ!みんなどけ~って叫んでました、
その声に、ドリンクが間に合わないんじゃないかと戦々恐々としていた各国スタッフも負けずに、 予定では2時間前までに到着してないといけないはずでしょー!!と叫び返してました。
活気があるというかなんというか。。。


私の担当させていただいた、Bポイントは、風が強く、 コース的にup downの激しいコースだし選手は大変だろうなぁ~と思っていると、男子のトップの選手が通り過ぎて行きました。
一般参加の方でした。



レース前 Bポイント

日本勢男子は、宮里選手、高橋選手と篠原選手、中台選手、高田選手、清本選手の順、

女子は、翔選手、藤澤選手、井筒選手と山澤選手、能勢選手、浅野選手の順でBポイントを通過されていきました。


宮里選手
高橋選手と篠原選手
篠原選手
中台選手
高田選手
清本選手


翔選手
藤澤選手
井筒選手と山澤選手
能勢選手
浅野選手
山澤選手、井筒選手


うかがっていた通り、給水はリレーのバトンのようでタイミングを合わせるのが難しそうだなと思いました。
そして私も、ボトル回収に挑戦させていただきました。
前をたどたどしく走る私に、いつも笑顔の可愛い藤澤選手が、やさしくボトルを渡して下さったので成功!!
私もレースに参加できた気分で、なんだかとても感動してしまいました。



井上監督
翔 選手

レース途中、急に曇りだしパラパラと雨が降ったかと思えば、急に太陽が出始め日差しを暑く感じたり、 夕方からは急激に寒さが増すという変わりやすいお天気でした。
途中高田選手がアクシデントで失速。来るはずの彼をとても心配そうに待つ後輩の浅川君は、 苦しげな表情の高田選手に駆け寄り大丈夫ですか?と声をかけながら並走。
Aポイント近くの65キロ地点で、男子ではトップを走っていた高橋選手がリタイア。
足が上がらないんです!!と悔しそうにおっしゃられたそうです。


レースもいよいよ終盤、だんだん暗くなるにつれ寒さもまし道路わきにロウソクが設置され、 ロウソクのゆらゆらが照らす中、選手が通り過ぎていきます。
びっくりしたのは、清本選手!
もう少し誰も来ないよと言われていた私は、あまりの寒さにしゃがみこんでいたのですが、びゅ~~~~~んっとものすごい速さで通り過ぎた人が!!!
あれっ?今の清本選手でしたよね??
残り約10キロからのタイムとても早かったそうです。すごい精神力だ!


もう少しで100キロ走ることになるのに、なぜか女子選手の方々、
ありがとうございますっておっしゃって、皆さん笑顔で通り過ぎていかれるんです。
辛い時も、優しさをもって接してくださって嬉しかったです。


そして、ここで問題が!
ろうそくの明かりだけでは、暗すぎて全く見えないんです。。。
他国は水の間違えが続出、選手がみずからスタンドで自分の飲み物を探す国まで・・・
そんな中、選手にライトが配られ始めました。
私たちからは、選手の顔の判別ができません・・・
ところが浅川君は、選手が手に持ったライトの動きを見ただけで、きっと○○選手です!って当てるんです。
素直にすごいなぁ~の一言です。



選手に配られたライトをつけた浅川君
ゴール


そして、Bポイント高田選手の通過を待って撤収。
ゴール地点では、完走した選手たちが歓談中でした。

私が到着すると、すぐ中台選手が、今日はありがとうございました。と声をかけて下さいました。
ありがとうの言葉、嬉しいです。
私には、とても清々しく思えました。


宮里選手は、奥様お手製の巾着やお守りを大事そうに見せて下さいました。ちょっと照れ笑いしてらしたかな?

翔さん、能勢さん、山澤さんも彼や旦那さんがサポートされていたし、仲の良さが伝わる素敵な方たちでした。



ユニホーム交換をする清本選手
奥様のお手製巾着と宮里選手

21時半からの表彰式、団体3位の女子チームは、表彰台の上でキラキラの笑顔を見せてくださいました!!
おめでとうございます!!!



表彰式




大会翌日 11月9日


朝、選手の皆さんとローマまでバスでご一緒させていただけるとIAUの小林さんから連絡があり 選手の宿泊されているホテルへ。


バスの中で伺ったのですが、昨夜、選手の皆さんは ホテルまでのバスが出るのですぐに帰られることに、カブール広場から約15キロ離れたホテルでは食事がなく;;; 宮里選手は、バナナ1本だけ食べたと・・・
100キロ走られてお疲れなのにバナナ1本だけなんて。。。
イタリアの田舎ではレストラン22時までのところが多いんですよね。
バスの中では、肉が食べたい、美味しいピザが食べたいと食べ物の話が多かったようです。
バスは、ローマ市内に入りコロッセオ、テルミニ駅を通ったところで観光ガイドさんと合流、ミラノへ戻る私とはここでお別れです。
素敵な観光と念願の食事ができるといいですね!


3日間ありがとうございました。
今回は、選手の方々とホテルも別であまり密着した取材ができませんでしたが、 本当にかけがえのない貴重な経験をさせていただきました。
皆様のこれからの活躍を祈っています。




11月10日


この日、イタリアはストライキ!
ミラノでは、全交通機関がストップしていましたが、 ローマで出発を待つ選手の皆さんにも悲劇が!!!
ストライキで飛行機が飛ばなくなって、帰れない!!!
今から宿泊先を探します。とのこと

さすがイタリア・・・
皆さん、イタリアってアバウトだよね~って言ってらしたけど、
それを通り越した経験になりましたね;;;
明日は、無事に帰れますように。

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2008.11.10 レポート:植田有美


レース前





レース前





レース前





Bポイントからの景色





レース前Bポイント





ドリンク





高橋選手、宮里選手





井筒選手





藤澤選手





4周目コーラを飲む浅野選手





コース脇に置かれたロウソク
暗くて人がわからないですが
素敵な雰囲気です





ユニホーム交換をする清本選手





表彰式前にピザを食べつつ





表彰台





レポート:植田有美