2017 撫仙湖高原ウルトラマラソン 招待派遣選手コメント

【50km】

風見 尚(愛知陸協)

「この度は2017 撫仙湖高原ウルトラマラソンに参加させて頂きJUAの方々並びに共に戦った日本人選手、現地・日本で応援して頂いた方々に感謝申し上げます。今回大会は高地での開催でした。普段生活していると気にはなりませんでしたが、身体を動かしてみるといつもより息苦しさがあったので、レース前半は飛ばし過ぎないよう心掛けました。それでも後半ペースを落ちてしまったので、そこの原因を追求し、これからの練習に活かしたいと思います。また初めて開催された大会で優勝できたことをとても光栄に思います。これからもウルトラマラソンの繁栄と強化に寄与できるよう頑張ります。ありがとうございました。」

 

虻川 岳(相州健児・神奈川)

「派遣選手として上位を狙って走り出しましたが、3位集団との距離を広げられてはいけないという焦りから、登りのペース配分を失敗しました。標高1900mを越えた頃の35km地点で、今までの人生で感じた事のない脱力感が身体を襲い、そこからは必死でゴールを目指したという感じです。心肺機能に対するアプローチをもう少し入れておけばと反省しております。直前でコース変更があるなど、不測の事態に対応する能力・経験値も未熟でした。異国の地で貴重な経験をさせて頂けたことで、今後のマラソン人生の糧となると思います。トップレベルのランナーとの交流も大変良い刺激になりました。今後も挑戦し続けます。」

 

目移 和行(雫石町陸協・岩手)

「去年の選考会のレースからずっと目標にしていた世界の舞台でした。 最高の体、最高の心の状態で迎えたはずのプレ世界選手権でレース前は通訳を交えての取材も受け貴重な経験となりました。 また出国前は私の周りのランナーから応援してくださいましたが、レースは途中棄権の形になり派遣選手にも関わらず完走できず大変申し訳ない気持ちです。 レースは日本選手はアベック優勝に加え入賞も出来日本の強さを見せつけました。 私も機会があればまたこの舞台に立ち先ずは完走とその先を見据えたいと思います。 スタッフや私と共に行動したランナーのみなさん大変ありがとうございました。」

 

【100km】

板垣 辰矢(札幌国際大学)

「今回のレースは沢山の方のサポートの元スタートラインに立てました。ありがとうございました。去年のゴビ砂漠では途中棄権してしまい、その悔しさを忘れずに一年間取り組んできました。また現地の医療スタッフ等、沢山の方にご心配ご迷惑をお掛けしてしまったので、今年は元気よく走りきろう、と意識して臨みました。到着した前々日から、テレビの取材、プレス発表、レセプションパーティーと全てのイベントに参加させて頂き貴重な体験となりました。レース自体は標高の高さやアップダウンを考えるとタイムは出ないので、順位を意識して走りました。スタート前から優勝候補として注目されて、プレッシャーもあった中で勝ち切れたのはよかったですし、来年の世界選手権に繋がるレースになりました。」