第27回サロマ湖100キロ ウルトラマラソン

原良和(男子)、片山志保(女子)が優勝
50キロは女子の望月千幸が総合優勝
 
第27回サロマ湖100キロウルトラマラソンは、6月24日、開催された。雄大な自然が舞台の、日本の代表的なウルトラマラソンのコースは、北海道湧別町をスタート、サロマ湖を左に見ながら佐呂間町を経て、北見市常呂町をゴールとするもの。
レースは、男子は原良和(蒼穹クラブ)が6時間33分32秒、女子は片山志保(旭川走友会)が7時間33分38秒で、それぞれ優勝した。
朝5時のスタート時点では、それまで降っていた霧雨が止み、気温9.8度で、トップクラスがゴールする11時〜12時頃には14度に上がる、という比較的走りやすいコンディションであった。
参加者数は、100キロの最終エントリーが3165名で、完走率は陸連登録者が87.5%、一般が74%。50キロの最終エントリーは427名。
男子のレースは、昨年2位の能城(住友不動産エスフォルタ)が、スタートから飛び出し、75キロ地点まで快調にリードを保っていたが、85キロ地点で、原が一気に追い抜いて、ゴールに駆け込んだ。


女子は、やはり昨年2位の片山が、終始先頭を奪い、2位の藤沢舞(札幌市役所)に約20分差をつけて、雪辱を果たした。


50キロの部では、女子の望月千幸(キャノンAC)が3時間25分43秒で優勝した。これは男子優勝の松田史(こりらくま)3時間26分42秒を抑えての見事な総合優勝となった。

◆成績