24時間走日本代表選手 世界選手権大会後コメント

原 良和
「期待して頂きながら結果を残せず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。レースとしては足腰の問題は全くなく、ペース配分、直前のコンディショニングの問題でした。妻が第二子出産予定日直前の海外渡航というのは、やや無理があったのかもしれません。反省しています。また機会があれば24時間走に再チャレンジしたいと思います。応援ありがとうございました。」
重見 高好
「24時間走世界選手権(イタリア・トリノ)を無事に終えることができました。世界の頂点への壁はとても高いものでした。優勝ドイツ263.899km、2位ポーランド261.181km、3位イギリス261.140km。私は、101位192.332km。イタリアに着いてから体調を崩して病院に行くなど、自分の体調管理ができなかった自分の不甲斐なさが悔しいです。この大会で御協力、御支援して下さった皆様、売木村の方、大会に携わって下さった方には、感謝の気持ちと申し訳なさで一杯です。この無念を忘れずに、一からまた、頑張っていきます。
木曽 哲男
「日本から、あるいは現地まで来て応援してくださった皆さま、そして世界大会に臨むにあたって色々な面で支援してくださった皆さまにお礼申し上げます。特に、全身全霊を尽くしてサポートしていただいたスタッフの皆さまには言葉で言い尽くせないほど感謝しています。最後まで走り切れたのは渾身のサポートのおかげです。本当にありがとうございました!
 
自分が思い描いていたような理想の走りはできませんでしたが、何とか粘って最低限の数字は残せたのかなと思います。でも実は、自分個人の成績などどうでもよく、チームとして団体戦でメダルを獲得したいと思っていたので今回の結果は残念でした。とはいえ、日本を代表するウルトラランナーのみなさんと同じ時間を共有できたのは貴重な経験でした。
レース中、今や自分が日本チームの3番手であり(金)メダルが獲れるかどうかは自分の走りに掛かっていると監督から聞かされた時、またその時点でトップだったロシアチームに追いつこうと楢木キャプテンと2人で一緒にラップを刻んでいった時には何とも言えない高揚感に包まれました。またいつか、日の丸をつけてこのような高揚感を味わうチャンスが得られるよう、今後も精進したいと思います。」
楢木 十士郎
「全力を尽くしましたが、厳しい結果となりました。14時間から食事を受け付けなくなっていましたが、18時間まで計画通り上手く進み、そこから疲労度合いが大きくなり、20時間まで何とか持ちこたえました。しかしながら、エネルギーが切れてしまい、そこで力尽きてしまいました。24時間走り続けることの難しさ、大変さ、素晴らしさを改めて感じさせられる大会となりました。「成功は一歩しか進めないが、失敗後の成功は二歩進むことが出来る」更に強くなって、日本代表に戻ってきます。
記録の数字だけを見ていては分からないことがたくさんあります。私は2015年世界選手権で選手・スタッフ一丸となって戦えたことを誇りに思います。」
藤田 裕也
「『練習も過去1番できた、体調もいい』この日のために、自信を持って臨んだ世界選手権。目標は260kmオーバー、5分/kmを刻む、チームの団体優勝に貢献すること。
朝10時スタート、晴天の中、快調にラップを刻み、多少アップダウンがある中、足の運びは軽やかでした。100kmを超え、まだまだ足も元気。・・・・と思ったら、顔・手が痺れ始め、急に息苦しくなっきました。止まってはダメと思いながらも、エイドで過呼吸状態・・・ビニール袋で呼吸しながら、何とか走れる状態になり、170kmまでは順調だったものの、その後、脛、膝に鈍痛が走り、歩くことさえできなくなってしまいました。その後、エイドに入ってしゃがみこんだときは、自分が情けなく、応援していただいている方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
  
24時間走を走ることは、練習量はもちろんのこと、現地の気候状況等に応じたペース配分、食事の摂取の仕方・・・・いろいろなことを考慮しながら走らないといけないと改めて痛感させられました。個人の記録でもチーム順位としても思うような結果はでませんでしたが、楢木チームリーダを中心とした日本チームの団結力は海外のどのチームにも負けていなかったと思っています。
  
最後に、日本で応援していただいた皆さま、そしてハンドラ―としてチームを支えていただいた皆さま本当にありがとうございました。今度は一回り二回りも成長し、「強い藤田」として戻ってきます。」
大島 康寿
「皆様、応援ありがとうございました。結果はチーム戦、個人とも不甲斐ない結果でしたが、選手やサポートスタッフは心を一つに良い雰囲気で大会に臨む事が出来ました。一体感を感じるレースは一生に何度とないのでとても気持ちが良かったです。またこの気持ち、この場所に来たいと思いました!」
岡 さゆり
「応援をして下さった皆様、Japanチームの監督、スタッフそして選手の皆様有難うございました。また、良い結果報告が出来ず申し訳ございません。
 
今回のレースでは多くの欠如と甘えを認識する事となりました。しかし、レース中&レース後には思いもしなかった多くの方々の優しさに触れ、走り以外に生きて行く上で大切にしなければならない学びをさせて頂いた気がします。貴重な経験をさせて頂けた事は幸せな事だったと改めて感謝しております。
 
「再挑戦!」と言えるだけのまだパワーも走力も次回失敗しない為の弱点克服も自信がございませんが、マイペースに走る中で幸運にもまたプラチナチケットを入手出来たなら。。。笑顔で24時間後を迎えられる様に精進したいと思っておりますので皆様、これからもどうぞ宜しくお願いします。」
白川 清子
「応援ありがとうございました。選手、スタッフ一丸となって皆で頑張りました。私自身は甘えから途中でやめてしまい、チームにも迷惑をかけてしまい申し訳なかったです。日本チーム、そして各国の選手の皆さんの走りからいい刺激をたくさん頂きました。今回の大会で学んだ事を、これからの走りに活かしていきたいと思います。ありがとうございました。」

青谷 瑞紀
「皆様、沢山の応援本当にありがとうございました。夢舞台トリノまでの5ヶ月間は、練習会や応援チャリティTシャツなど、心身共にたくさんの方に支えられ、毎日が冒険とチャレンジの連続でした。このチャンスをいただいた事に、皆様と神様に感謝いたします。
 2015世界大会inトリノは、監督・スタッフ・選手、最高のチームJAPANメンバーに恵まれ、一生の財産になりました。 監督や選手から終始笑顔の絶えない良い雰囲気の中、24時間走りながら互いに思いやり、素敵な仲間と最高の経験が出来ました。
自分としては、一年間追い込んで来て心身準備万端、この体で自己ベストを試してみたい、目指すは240kmと団体メダル、前のめりに冷静さとペース配分を見誤った事が1番の敗因です。山ほどの修正箇所を糧に、次回はチームJAPANで、自己ベストの健闘と団体メダルを喜び合いたいです。
世界大会ではチームJAPAN内のみならず、世界各国の方々と切磋琢磨し、時に協力し、讃えあい、このスポーツの素晴らしさを知りました。世界大会の醍醐味、世界各国の選手やスタッフの優しさと強さ、24時間走の魅力を身体いっぱいに吸収しました。「世界は広く、世界は小さい」走る事を通して世界中の人達と互いに友好を深めて行きたいです。若輩者ではありますが、成長して存在感ある走りの出来る選手に必ずなってみせます。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。」
藤原 定子
「今回の世界選手権参加に際し、多くの方たちからご支援をいただいたことに、深く感謝しております。私にとって、厳しく辛いレースではありましたが、充実した幸せな24時間でした。結果については、これが今の私の実力と納得し、この経験を活かして次につなげたいと思っています。貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。」