2019 IAU 100kmアジア・オセアニア選手権 代表選手コメント

山内 英昭

「IAU 100kmアジア・オセアニア選手権に日本代表として出場させていただきまして、感謝いたします。結果は優勝という一番いい成績を残すことができました。実際のところ、今回のレースは両膝の痛みが続いていたことから辞退することも考えました。ですが、一生に一度のチャンスだと思い返し、出場することを決めました。両膝の痛みの他、不安材料も数多くあり、本調子では臨めませんでしたが、皆様の日本からの応援が後押ししてくれて、優勝を掴み取ることが出来ました。最高のご報告が出来、自分自身としても嬉しいです。このような成績を残せたのも選手やサポートスタッフ、また日本から応援いただいた方のおかげです。ありがとうございました。」

 

板垣 辰矢

「世界選手権を含めると3年ぶりの日本代表として走らせていただきました。結果は99.2km付近で脱水症状により、途中棄権となりました。日本を代表としてきて、手厚いサポートも受けた中で、このような順位もタイムもつかない不甲斐ない結果で終わってしまいもうしわけないです。中東の暑さや乾燥に加えて、時間を追うごとに風が強くなり、とても過酷な環境下でのレースとなり、中盤から終盤にかけてとても苦しい走りになりました。その中でも同行していただいたサポートクルーがあったからこそ最後まで優勝争いができたのだと思います。もう一度このような舞台に戻ってこられるように、まずは来年のサロマ湖に向けて半年間取り組みたいと思います。日本からの応援ありがとうございました。」

 

安曇 樹香

「初めて100kmアジア・オセアニア選手権に出場させていただきました。素晴らしい経験の機会をいただけたこと、心より感謝いたします。結果は女子3位。レース内容には課題が多く残り、自分の力不足を痛感させられるレースとなりました。今は悔しい気持ちでいっぱいです。今回は過酷なレースコンディションの上、つらいポイントで一人きりになることも多く、より自分自身が試されるレースだったと思います。どんな状況になっても諦めず、気持ちを強くもつことが今後の課題です。また、そんな中だからこそ、周りの支えがどれだけ大きな力になるのだろうと気づかされました。日本代表選手の力走に勇気をもらい、サポートスタッフに背中を押されました。そして、日本からのたくさんの応援が大きな力となり、走り切ることができたと思っています。結果は結果としてしっかりと受け止め、この悔しさを次のステップへと変えていきたいです。応援・サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。」

 

藤澤 舞