2023 IAU 50km世界選手権 レース後選手コメント

■ 山口 純平
「上位選手とできるだけ勝負しようと思ってこのレースに臨みましたが、結果的には先頭と5分も差がついてしまい勝負になりませんでした。自分に足りないことが多く、海外レースで結果を出す難しさをすごく感じましたが、良い経験になりました。これからの練習や生活を見直して、もっと世界で戦えるように頑張ります。サポートや応援をして下さった皆さまありがとうございました。」

■ 甲斐 大貴
「スカイランニング、トレイルランニングと世界選手権を経験させてもらい、初めてウルトラマラソンでの世界選手権でした。大学構内5kmの周回を10周というコース。多くのバンプと30℃近い気温の中のレースで心身ともにダメージが大きい中、大きなアクシデントなくゴールできました。過去の自分のパフォーマンスを考えると、物足りない結果ですが、現状からすると良く粘れて走り切れたと思います。この経験を活かして、来年は100kmマラソンの世界選手権に出場し、金メダルを獲得出来るように精進していきます。またウルトラマラソン、とくに100kmに関しては、日本人が世界のトップです。もっと日本でもウルトラマラソンが認知されて盛り上がるような活動もしていきたいと思います。最後に一緒に走ってくれたチームジャパンの皆さん。サポートしてくださったスタッフの皆さんありがとうございました。」

■ 藤澤 舞
「IAU 50km世界選手権への出場は、今回で5度目となりました。また、インドでの大会は今年7月に出場した100kmアジア・オセアニア選手権に続き2度目でしたので、気持ちの面で不安はほぼなくスタート地点へ立つことができました。50kmという距離は何度走っても難しく、今回も最終周回で少しペースと順位を落とす結果となってしまいました。ただ、過去に出場した世界選手権のタイムと順位は更新することが出来たので、今後も経験を積み、次回また挑戦する機会があれば、更に上を目指したいと思います。最後になりましたが、現地でサポートしてくださったスタッフ、一緒に走ったチームJAPANメンバー、日本から応援してくださった全ての皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。」

■ 池本 愛
「2023 IAU 50km 世界選手権は、初めての50kmのレースでした。マラソンの成績を評価していただき、掴んだチャンスでした。また、日本代表、インドというタフな環境、夏のロングのレース…と自分自身にとって貴重な経験をするチャンスでもありました。レースに向けては、マラソン以上の距離ということから通常のマラソン練習に加えてスタミナを重視したトレーニングを行ないました。レースでは、8位入賞を目標に掲げており、前半は良い位置取りで上手く走れているように思いましたが、中盤以降崩れ始めると立て直すことができず情けない結果となってしまいました。代表として申し訳ない気持ちと悔しさが大きいですが、この経験を糧にすることで悔しさを晴らしたいと思います。大会に関わってくださった方々、応援してくださった全ての皆さまに感謝しています。ありがとうございました。」