岩山(千葉陸協)、銅メダル獲得! 女子江崎(九電工)は4位入賞
8月20日、オランダのアセンで行われた50キロの世界選手権大会IAU50kmワールドトロフィー・ファイナルで、日本から出場の岩山海渡(千葉陸協)が2時間59分12秒で、見事3位、銅メダルを獲得した。岩山選手は昨年の大会での4位に続く連続入賞となった。
女子では、江崎由佳(九電工)が3時間28分06秒で4位と、期待以上の活躍で、入賞をはたした。同じく女子の永井真友美(eA茨城)も、自己新記録の3時間46分21秒で13位、と健闘した。
今年の同レースは、6大陸の指定17レースから選抜された40名のランナーによって競われた。開催地のオランダ・アセンは、オランダ北東部ドレンセの首都。多くの自然公園に恵まれた“森の中の街”として知られている場所。
レースコースは森の中の5キロのロードを10周回するもの。森の中といえども、
石畳と砂利道がほぼ半分を占め、ランナーにとっては脚へのダメージがある厳しい道路だ。しかし、涼しい気温がかなりの救いになったようだ。
岩山選手はスタートから35キロまでは、コンスタントに5キロを平均17分30秒ペースで走った。45キロからはさすがに、ほぼ20分とダウンしたものの、3時間を切る好タイムで、銅メダルを獲得した。
女子の、江崎選手は、2回目の50キロで、見事4位に入賞、永井選手は、自己記録を更新した。
二人とも海外での初レースで、素晴らしい活躍を見せてくれたのは称賛すべきだ。
レース結果
男子:
1位 エリオットk・ビウォット(ケニア) 2:54:53
2位 ピエテル・べルミッシュ(ベルギー) 2:57:23
3位 岩山海渡 (日本) 2:59:12
女子:
1位 エマ・グッデルハム(ドイツ) 3:17:30
2位 スーザン・ハリソン(アメリカ) 3:25:05
3位 ジョワンナ・ザクロウスキー (イギリス)3:26:37
4位 江崎由佳 (日本) 3:28:06
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13位 永井 真友美 (日本) 3:46:21
IAU50kmワールドトロフィー・ファイナル2011 (オランダ)
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